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始まりの一歩

rosso

大坂寛


今日から友人と始めたこの場所で、写真に関わる身として、これから何をすれば良いのか、どんな人生を歩んで行くのか、心の豊なる平穏な発展を願いつつ、未だ混沌とした悩み思いなどを書き記したいと思う。

もう長い間写真を撮り続けてきた、、。多感だった若い頃、生み出すものそのどれもが新鮮で情熱的で自分は凄いと思っていた。心の内に潜んでいる幾つもの新しい可能性を含んだ、未成熟な綿飴のように手応えの無い、しかし甘く魅惑的にかすかに心躍る何か、、。その説明の付かない得体のしれない何かを形にする事が面白かった。苦しかったけど探すのが好きだった。俺はどんな物体なのだろうかと。

そして、あの頃造り上げたものは俺の代表作になった。30歳代前半だった。
そして、あれから、描き出すものはそれを超えなければならなくなった、、。
何処かでそんな強迫観念が生まれた。

自分が思っていたこの日本の写真界への失望も知った。

自分が撮りたいもの、写真というものの魅力は何処にあったのか?
本当にお前は写真が好きなのか?
あの頃を超える作品をもう一度造るには何をすればいい?

こんな時代の中で食べて行かねばならず、この年で不安定な日常とどう接すれば良いのか?

そんな精神状態の若かりし頃とあんまり変化のない俺に、学生時代からの親友である君は、何を与えてくれるかい。
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“感じる”とは何なのか

bianco

K-ディレクター

撮りたいと思った瞬間、心の中でいったい何が起こっているのだろうか?
人間の記憶などいい加減なもので、
全部が良いと思っているのは後で自分に都合よく言い聞かせたものだ。
つまり、よーく考えるとすべてが良いわけでなく、
ほんの一部分に魅力を感じ、その瞬間シャッターを押しているはずだ。
写真は、その技術?で良くも悪くも人間の記憶力を大いに上回る情報を瞬時に定着させる。
つまり、感じていない部分も写ってしまっている。
ここに写真の味噌がある。
写真は撮る瞬間と、定着(プリント)する瞬間とふたつの作業で成り立っているのだが、
撮りたいと思った瞬間の心の動きはいつまで残っているのだろう。
そして、いったい今までで気に入っている自分の作品はどこで感じ始めたのであろうか?
もう一度思い出して欲しい。

雪のように心しろくなーれ

rosso

大坂寛

昨日明け方より東京にも雪が降った。朝、CONTAX G2を下げて近くの公園に出かけた。気持ちが沈みがちになっている自分にも、普段見慣れた公園のベンチや樹木の枝々も新鮮に見えて、何枚もシャッターを押した。楽しかった。以前はよくフラリとカメラを持って出かけた。特別なにを撮るのでもなくカメラ散歩を楽しんでいた。元々、街角スナップやかわいい女の子に気軽に話しかけて撮るタイプの俺ではないが、、、いや恥ずかしくて出来ないし、実際その撮ったネガをほとんど焼いた記憶もない、、。でもその中に何か面白い発想、アイデアが潜んでいるかもしれない。そんな俺の撮り方なんだが、その中に今後の大きなテーマ、一つの作品群の構想を見ようとしている。

この頃、いろんな方向から考えているんだよ。カメラの大きさはどうしようか、フイルム現像は標準なのか荒々しくするのか、そんな取るに足らない事が凄く重要で、それによって今の心の変化をどのようにプリントするか、いろんな事がぐるぐるグルグル頭の中を回ってる、、。

苦しいなら苦しい写真を、撮ればいい。何も人の写真に動揺するくらいならそんなもんは見なくていい。お前の方が数倍優れているはずだよ、、。人とは違ったお前の方向があるんだから。自分の欠点や短所は嫌でしょうがないけど、ちゃんと向き合ってそれがお前の個性になるんだからそれを撮ればいい。それだけで道はかならず付いてくる。焦るな、他人もお前に羨望しているかもしれないじゃないか、、。そんな事を学生に言った自分は、今、俺も悩んでいる。なんだか蒼い写真学生に戻ったようだ。

y10.jpg
CONTAX G2 Biogon 28mm TX



出会い

bianco

K-ディレクター

散歩は確かに気分転換になるし、ひょっとして新しいアイデアと出合うかもしれない。
しかし、そのアイデアとの出会いは残念ながら99%ありえない。
必要なのは“向き合うこと”。ただひたすら。これ以外無い。
癒されたり、振り返ったり、思い出に耽ったり、落ち着いたりは作品作りにとって大敵。
作品を作りたいなら、ある意味苦しむしかない。
他の手段で心を癒している間に、新しい作品との出会いは逃げていくと思え。
もし苦しいと思うなら今は写真が嫌いなんだよ。きっと。
好きになるまで(撮りたいと思うまで)待つしかないな…

息抜き1
http://www.rca.ac.uk/Default.aspx?ContentID=160847&GroupID=160320&Contentwithinthissection&CategoryID=36647

息抜き2
http://www.tamenaga.com/tamenaga.html

泥の川

rosso

大坂寛



z1.jpg 唐津 Nikon D3

泥の川という映画があったが、俺の好きな映画の一つ。ブクブクとした淀んだ泥の泡の中に人間のしょうもない欲望や葛藤、はかなさを描いたもの。生きていくという面倒くさい儀式の中で、純真な少年が世の泥に染まりながらも生きて行く、そんな映画。なんだか日本人の哀れさ侘びしさは、何処かゾクゾクする程美しくもあり。その負のエネルギーを何かの方向に膨張させた、そんな作品が創りたい、、。

夕暮れの湖

rosso

大坂寛


今日は水戸まで友人の美容師に頭やりに行ってきた。酒一本とパーマ、カラーリング液代だけで破格に安くしてもらっている。ありがたい!この頭は無国籍な風合いで、海外に行くとナニ人か分からない様子で、顔は東洋、頭は西洋、良く見積もって南米人あたりか、、、。評判がいいんだよ。その帰りにロケハンがてら柏市にある湖に行ってきた。、、、良いところだった。葦が一面湖面のまわりを覆い。静まり返った静けさに何かの漁に使うであろう船が漂っていて、冬だというのに穏やかな夕日がまったりと煙りながら遠くへ沈んで行き、東京から近郊にこんなに懐かしい自然が残っているのが心地よかった。写真を撮っている事が嬉しくて、暗くなりかけたこの場所の空気を暫く吸っていた。今構想を練っているヌードシリーズをここで撮りたくなったよ。今日は時間がなかったが、ちゃんとロケハンしたい。良いところだった、、。そのうち写真アップするよ、、。ちゃんと考えているんだよ。これでも!

いつか見た虹 いつまでも夢を持っていたい。
_DSC7168.jpg

ポールクローデル

rosso

大坂寛


知り合いの現代音楽の作曲家、高橋喜治さんらのコンサート、ポールクローデルの「百扇帖」に行ってきた。「百扇帖」という詩集から得たイメージを音にするというものだった。数名の著名な作曲家による曲をチェンバロ、パイプオルガン、あるいは和楽器を使い、また踊りとの共演融合もあり、楽しめた。現代音楽という一見難解な曲であり、素人には解釈の難しい面もある、、実際、訳の分からぬものもあったが、、。物事を突き詰めて行くと当たり前である事が罪悪になり、調和されて規則正しい物事はもう既に行われ、市民権を得ているところがある。そういうものはもう作り創造する価値のないものになってしまう。そのなかで作者が天文数学的な理論からはじき出した観念を既製には無い事柄に託すもの。写真の世界でも同じであろう。しかし解釈の難しく、聞き手、傍観者からはその心理を読めずに苦悩することになる。

その中で高橋喜治氏 http://homepage3.nifty.com/haruan/の(雨、または朝日の中の黒い鳥)は、俺の心の内蔵深くにしみ込み、不確かではあるが映像が脳裏に漂った、、。何か何処かで彼と共鳴するものがあるのだろう、、。その音から来る映像を写真で表してみたくなった。他の人のは俺には解釈の尺度を超えていた、、、、、。解らん。

布vagina
v1.jpg
v3.jpg



記憶の崩壊

rosso

大坂寛


君とやったunbalanceの実験は面白かった。君が昨日言ったコラージュを是非やってみたい。今の俺にとって一点ものの作品を創る事が、写真という癒されない媒体からの脱出かもしれないね。

記憶の崩壊Ź12009_DSC1639.jpg

Ź2 2009
_DSC1634.jpg

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rosso&bianco

Author:rosso&bianco
写真家 大坂寛

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( bianco ): K(ディレクター)

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